星空の下でいつまでも君を想う

学園の王子?、私知らなかった。


あ、でも!最近クラスの女子がよくそんなことを言っていたような気がしなくも……



てっきりあれは最近流行りのドラマの話でもしていると思って聞き流していたな…


でも!、確かにあれだけ顔立ちが整っていれば人気なのも分かるし、゛学園の王子゛って言われてるのにも納得いくな~。


「私はね!菜花が男子と関わろうとしていることが嬉しいのよ!!」


「……はぁ、…」


「だって、今までにこんな事あった?!菜花の口から男子の話題が出てくることが新鮮すぎて…ねぇ、」


「……確かに、男の子の話とか私からしたことはなかったかも…」


「取り敢えず、私は応援してるからね!」


…何を…?

よくわからないけど…


「ありがとう?、」


咲妃の勢いに圧倒されながらも、なんとなーく返事をした私。



想空先輩と出会ってからわたしの心は毎日忙しなく揺られている気がする、、


いや、絶対そうだ…


この感じたことのない感情の変化にほんとは気づいてない振りをしているだけだろう…


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