星空の下でいつまでも君を想う

 お母さんや咲妃は沢山心配してくれた。
 


 でもね、この眼鏡があると守られてる感じがするんだ…

 私にとってのお守り。

  
 誰にも見えない、私だけに見える…魔法の壁


 そのお陰で前よりも男の子の目を見れるようになったし、

 グイグイこない男の子となら上手く話せるようになった。
 


 咲妃は、そんな私の変化に喜んでくれる。


 高校生になったら外そうかなとも思ったんだけど、

 不安な気持ちもまだあって…



 でも、絶対に変わりたい!                    



 眼鏡を外してありのままの自分でいること




 だから、あと少し…あと少しだけ…



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