星に願いを
「千佳ぁ。コレ、誕生日プレゼント。」
「ありがとう!!似合う?」
あのネックレス。
あの日に戻った?
やっぱ夢か?
いや、デジャヴ?
いずれにしても、願いが叶った。
「それでねぇー、真紀があー、」
そろそろだ。
「あれ?」
「ん?」
「ない・・・。」
「え?」
「付けてたはずなのに・・ないよぉ!」
そう。ここで私が英ちゃんにもらった
ネックレスをなくしたんだ。
「泣くなって。きっと砂浜に落ちたんだ。
探しにいこう。」