漆黒に溺れて
「あの重ね重ねありがとうございました」
「ん」
「あの私帰りますね」
「じゃあ駅まで」
「え?」
意味がわからず首を傾げてたら男は裏口のドアに手をかけて
「行かねぇの?」
こっちを不思議そうに見てくる
あ、送ってくれるってことか
分かりにくい優しさに戸惑いつつ一緒にクラブを出る
二人で駅に向かうも気まずい無言の時間が続き
なんか話題を振るべきか悩みながらチラッと隣も見るも
無表情でなに考えてるか分からなかった
「あの~」
「、、、何?」
「あ、いや、えっと、、、あっ!名前!教えてほしいなぁなんて」
結局上手い話題も見つからず名前を聞いてしまう
「……」
やばい変な女に思われた
「まずは自分から名乗れって感じですよね~。私、成瀬百合です」
「……」
「興味ないですよね…」
「ん」
「あの私帰りますね」
「じゃあ駅まで」
「え?」
意味がわからず首を傾げてたら男は裏口のドアに手をかけて
「行かねぇの?」
こっちを不思議そうに見てくる
あ、送ってくれるってことか
分かりにくい優しさに戸惑いつつ一緒にクラブを出る
二人で駅に向かうも気まずい無言の時間が続き
なんか話題を振るべきか悩みながらチラッと隣も見るも
無表情でなに考えてるか分からなかった
「あの~」
「、、、何?」
「あ、いや、えっと、、、あっ!名前!教えてほしいなぁなんて」
結局上手い話題も見つからず名前を聞いてしまう
「……」
やばい変な女に思われた
「まずは自分から名乗れって感じですよね~。私、成瀬百合です」
「……」
「興味ないですよね…」