御曹司と再会したら、愛され双子ママになりまして~身を引いたのに一途に迫られています~【極甘婚シリーズ】
ベッドルーム
龍之介に抱き上げられ連れてこられたのは一階にあるゲストルームだった。
海外からの親しい人を迎えられるように、いつもベッドメイキングが施されている。
その大きなベッドに、彼は有紗をそっと下ろす。少し冷たいシーツに座り、戸惑う有紗に口づけた。
「ん……」
はじめから深く入り込む彼に思わず背中をしならせる。
彼のシャツをギュッ掴み与えられる愛情を余すことなく受け止める。
有紗の額に自らの額をくっつけたまま、龍之介が、至近距離からジッと見つめる。
瞼を優しく親指で辿る。
「君のこの目が俺は好きだ。いつかの夜、港で話したのを覚えてるか? 秘書を続けたいと言った君の目に、俺は君への想いを自覚した」
思いがけない彼の言葉に有紗は目を見開いた。忘れるはずもない、有紗もあの夜に彼への想いを自覚した。
「龍之介さん……」
「こんなに信頼できる女性ははじめてだと思ったよ。真面目で有能で、秘書としてはそれで十分なはずなのに」
そこで龍之介はふっと笑い、大きな手で有紗の頬を包みこむ。
「この頬が笑ってくれないことが物足りなくてもどかしかった。どうしたら笑ってくれるだろうかとチョコレートを買うようになったんだ。俺をあんなに悩ませる頬は世界中を探してもこの頬だけだ」
そう言って彼は有紗の頬にキスをする。
彼の口から語られるその甘やかな思い出話に、あたたかい気持ちで目を閉じると、髪をまとめていたピンが外される。
「あ」
黒い髪が背中に散る。そのひと束を手に取って彼はそこにキスを落とした。
「君のこの髪が好きだ。仕事中はいつもきっちりまとめているだろう? いつかこれを解きたいと思っていた」
言いながら、彼はサラサラという感覚を楽しむように有紗の髪を手で梳いた。
そしてうなじを人差し指でつっと辿る。
「ここにキスしたいという衝動をいつも抑えていた」
海外からの親しい人を迎えられるように、いつもベッドメイキングが施されている。
その大きなベッドに、彼は有紗をそっと下ろす。少し冷たいシーツに座り、戸惑う有紗に口づけた。
「ん……」
はじめから深く入り込む彼に思わず背中をしならせる。
彼のシャツをギュッ掴み与えられる愛情を余すことなく受け止める。
有紗の額に自らの額をくっつけたまま、龍之介が、至近距離からジッと見つめる。
瞼を優しく親指で辿る。
「君のこの目が俺は好きだ。いつかの夜、港で話したのを覚えてるか? 秘書を続けたいと言った君の目に、俺は君への想いを自覚した」
思いがけない彼の言葉に有紗は目を見開いた。忘れるはずもない、有紗もあの夜に彼への想いを自覚した。
「龍之介さん……」
「こんなに信頼できる女性ははじめてだと思ったよ。真面目で有能で、秘書としてはそれで十分なはずなのに」
そこで龍之介はふっと笑い、大きな手で有紗の頬を包みこむ。
「この頬が笑ってくれないことが物足りなくてもどかしかった。どうしたら笑ってくれるだろうかとチョコレートを買うようになったんだ。俺をあんなに悩ませる頬は世界中を探してもこの頬だけだ」
そう言って彼は有紗の頬にキスをする。
彼の口から語られるその甘やかな思い出話に、あたたかい気持ちで目を閉じると、髪をまとめていたピンが外される。
「あ」
黒い髪が背中に散る。そのひと束を手に取って彼はそこにキスを落とした。
「君のこの髪が好きだ。仕事中はいつもきっちりまとめているだろう? いつかこれを解きたいと思っていた」
言いながら、彼はサラサラという感覚を楽しむように有紗の髪を手で梳いた。
そしてうなじを人差し指でつっと辿る。
「ここにキスしたいという衝動をいつも抑えていた」