御曹司と再会したら、愛され双子ママになりまして~身を引いたのに一途に迫られています~【極甘婚シリーズ】
「すでに同居まで。全然気がつかんかった。だが入籍……はともかく、子供とは話が飛びすぎじゃないか? 真山さんは、確か最近二年ぶりに復帰したんじゃなかったか? ……その間も龍之介と会っていたというわけか?」
一郎が有紗に向かって問いかける。
「いえ……それは……」
有紗が言い淀むと一郎はため息をつく。
そして龍之介を睨んだ。
「龍之介、お前、よその娘さんにいい加減なことを……」
「彼女がひとりで子供たちを生むことになったのはすべて私の責任です。言い訳はしません。ですが子供たちのことは、いい加減な気持ちでの結果ではありません。家族になるための準備を整えております」
「だが、二年もほったらかしというのは……」
それでも渋い表情の一郎に、有紗は思わず口を挟んだ。
「あの……!」
龍之介と一郎が、有紗に注目する。
有紗は一郎に向かって訴えた。
「龍之介さんのせいではありません! 私がお伝えしなかったんです。勝手にひとりで結論を出して……。だから、だから……」
今までのことがすべて龍之介の責任だと思われるのが嫌だった。
一郎が有紗に向かって問いかける。
「いえ……それは……」
有紗が言い淀むと一郎はため息をつく。
そして龍之介を睨んだ。
「龍之介、お前、よその娘さんにいい加減なことを……」
「彼女がひとりで子供たちを生むことになったのはすべて私の責任です。言い訳はしません。ですが子供たちのことは、いい加減な気持ちでの結果ではありません。家族になるための準備を整えております」
「だが、二年もほったらかしというのは……」
それでも渋い表情の一郎に、有紗は思わず口を挟んだ。
「あの……!」
龍之介と一郎が、有紗に注目する。
有紗は一郎に向かって訴えた。
「龍之介さんのせいではありません! 私がお伝えしなかったんです。勝手にひとりで結論を出して……。だから、だから……」
今までのことがすべて龍之介の責任だと思われるのが嫌だった。