断罪ざまぁも冴えない王子もお断り!~せっかく公爵令嬢に生まれ変わったので、自分好みのイケメン見つけて幸せ目指すことにしました~
第22話 まずはシナリオ通りに
「え? あのときシュン王子が華子姉ちゃんたちの方に?」
意外って顔の健太にこっちもちょっとびっくりで。
今は例のごとくパジャマパーティー中。
議題はお茶会イベントの確認&今後の対策会議ってとこ。
「っていうか、ユイナもこっちに来てたでしょ?」
「そうだった? なんていうかイベント中は頭ぼんやりしてて」
そっか、ゲームの強制力で思考が働かないんだっけか。
「姉ちゃんたちが奥にいることすら頭になかったし」
「イベントが起きてる最中は、やっぱユイナ可愛いって感じ?」
「うん……正直、誰にも取られたくないってレベル」
おおう、そりゃ重症だ。あのときのケンタって本気で恋する目してたもんな。
今は憑き物が落ちたって顔してるけど。
にしても、どうして山田はわたしのところに来れたんだろ?
気配なく背後をとられたときは本気でビックリしたし。イベント中で強制力が働いてるハズなのにさ。
とりあえず未希と健太の意見交換黙って聞いとこう。ふたりのほうがゲームの知識持ってるからね。
意外って顔の健太にこっちもちょっとびっくりで。
今は例のごとくパジャマパーティー中。
議題はお茶会イベントの確認&今後の対策会議ってとこ。
「っていうか、ユイナもこっちに来てたでしょ?」
「そうだった? なんていうかイベント中は頭ぼんやりしてて」
そっか、ゲームの強制力で思考が働かないんだっけか。
「姉ちゃんたちが奥にいることすら頭になかったし」
「イベントが起きてる最中は、やっぱユイナ可愛いって感じ?」
「うん……正直、誰にも取られたくないってレベル」
おおう、そりゃ重症だ。あのときのケンタって本気で恋する目してたもんな。
今は憑き物が落ちたって顔してるけど。
にしても、どうして山田はわたしのところに来れたんだろ?
気配なく背後をとられたときは本気でビックリしたし。イベント中で強制力が働いてるハズなのにさ。
とりあえず未希と健太の意見交換黙って聞いとこう。ふたりのほうがゲームの知識持ってるからね。