断罪ざまぁも冴えない王子もお断り!~せっかく公爵令嬢に生まれ変わったので、自分好みのイケメン見つけて幸せ目指すことにしました~
「ほら、未希姉ぇ言ってたじゃんか。華子姉ちゃんのこと、今と昔は違うんだって。だから俺も前世とは別の道を選択しようと思って」
「そ。ならいいわ」
「え? それで納得しちゃうの?」
そんな未希まで。あり得ないでしょ。
「いくら前と同じ面子が揃ってるって言っても、同じ人生歩まなくってもいいじゃないって話なだけよ」
「うん、そう言うこと」
「健太は前世で、ロクでもない女に引っかかって二度も離婚した上に、莫大な慰謝料取られて継いだ会社潰しかけたしね」
「うわっ、未希姉ぇ、俺の黒歴史バラすなって」
なぬっ、健太バツ二やったんか。
しかもうちの会社の倒産危機とか聞いてないんですけど。
「ちなみにメタボな中年ハゲになってたし」
「未希姉ぇ、もうやめてっ」
「え、やだ健太くん。ハゲたりしたら、ゆいなソク別れるからね?」
「ゆいなまでっ。俺、大学で魔法薬学専攻するつもりだから! いい薬開発して絶対にハゲたりしないって誓うしっ」
「ほんとう? 約束だよ?」
健太と長谷川の夫婦漫才見てたら、なんだか眩暈してきたんですけどっ。
「そ。ならいいわ」
「え? それで納得しちゃうの?」
そんな未希まで。あり得ないでしょ。
「いくら前と同じ面子が揃ってるって言っても、同じ人生歩まなくってもいいじゃないって話なだけよ」
「うん、そう言うこと」
「健太は前世で、ロクでもない女に引っかかって二度も離婚した上に、莫大な慰謝料取られて継いだ会社潰しかけたしね」
「うわっ、未希姉ぇ、俺の黒歴史バラすなって」
なぬっ、健太バツ二やったんか。
しかもうちの会社の倒産危機とか聞いてないんですけど。
「ちなみにメタボな中年ハゲになってたし」
「未希姉ぇ、もうやめてっ」
「え、やだ健太くん。ハゲたりしたら、ゆいなソク別れるからね?」
「ゆいなまでっ。俺、大学で魔法薬学専攻するつもりだから! いい薬開発して絶対にハゲたりしないって誓うしっ」
「ほんとう? 約束だよ?」
健太と長谷川の夫婦漫才見てたら、なんだか眩暈してきたんですけどっ。