断罪ざまぁも冴えない王子もお断り!~せっかく公爵令嬢に生まれ変わったので、自分好みのイケメン見つけて幸せ目指すことにしました~
第42話 ゆいなの世界2
それにしたってさ、わたしがいなくなったあとも、みんなそれぞれ自分の人生歩んでたんだな。
未希もひ孫まで腕に抱いたって言ってたし。
そう思うとなんだか寂しいって思っちゃう。
「あ、華子。あんたん家の会社、ちゃんと潰れずに済んだから」
「山田先輩が力を貸しくれたんだ。あのときは本当に助かった」
「それで健太はやたらと山田の肩持ってたの?」
なんだ、そういうこと。
やっと謎が解けたって感じだし。
「呆れた。財閥御曹司の山田と王子の山田、まったくの別モンじゃないの」
「なんだよ、姉ちゃんだってシュン王子のこと、山田だからイヤだってさんざん言ってたじゃんか」
「あれぇ? 華子先輩、シュン王子と結婚しないつもりなんですかぁ? 日本ではあんなラブラブだったのに」
「ばっ、ゆいな、それ言っちゃダメなヤツっ」
「は……?」
長谷川、あんた今なんつった?
ってか、山田とわたしがラブラブだぁ?
いや、ぜっっっっったいにあり得ないんですけどっ。
未希もひ孫まで腕に抱いたって言ってたし。
そう思うとなんだか寂しいって思っちゃう。
「あ、華子。あんたん家の会社、ちゃんと潰れずに済んだから」
「山田先輩が力を貸しくれたんだ。あのときは本当に助かった」
「それで健太はやたらと山田の肩持ってたの?」
なんだ、そういうこと。
やっと謎が解けたって感じだし。
「呆れた。財閥御曹司の山田と王子の山田、まったくの別モンじゃないの」
「なんだよ、姉ちゃんだってシュン王子のこと、山田だからイヤだってさんざん言ってたじゃんか」
「あれぇ? 華子先輩、シュン王子と結婚しないつもりなんですかぁ? 日本ではあんなラブラブだったのに」
「ばっ、ゆいな、それ言っちゃダメなヤツっ」
「は……?」
長谷川、あんた今なんつった?
ってか、山田とわたしがラブラブだぁ?
いや、ぜっっっっったいにあり得ないんですけどっ。