断罪ざまぁも冴えない王子もお断り!~せっかく公爵令嬢に生まれ変わったので、自分好みのイケメン見つけて幸せ目指すことにしました~
第68話 山田はデッドエンドの夢を見るのか
未希のひと声で心を決めたけど。
いろいろと不安をぬぐい切れないまま、旅行の当日を迎えてしまった。
「姉上、もう馬車出るけど準備はいい?」
「ええ、ケンタ。つき合わせてごめんなさいね」
「見送りくらいどうってことないよ。ユイナも今日は予定あるしさ」
ユイナはいま、国の式典に駆り出されてる。
国家反逆罪の汚名を返上すべく、聴衆にまぎれて警護を担当するって話。
「ケンタは心配じゃないの?」
「ユイナの魔法の腕は信頼できるし。それに今回は疑いを晴らす意味が大きいから、ユイナ自身がしっかりやらないと」
国に逆らう意思はないよって示さないとならないのか。
ゲームのヒロインのはずなのに、ユイナも難儀な立場だな。
「ユイナの無限ループ、これで終わるといいわね」
「ありがとう、姉上。ゲームのエンディングの先も、ユイナと生きてけるって俺も信じてる」
健太もゆいなも、自分の人生歩んでるんだな。
ゲームの世界だからって、わたしももっとしっかりしなきゃ。
いろいろと不安をぬぐい切れないまま、旅行の当日を迎えてしまった。
「姉上、もう馬車出るけど準備はいい?」
「ええ、ケンタ。つき合わせてごめんなさいね」
「見送りくらいどうってことないよ。ユイナも今日は予定あるしさ」
ユイナはいま、国の式典に駆り出されてる。
国家反逆罪の汚名を返上すべく、聴衆にまぎれて警護を担当するって話。
「ケンタは心配じゃないの?」
「ユイナの魔法の腕は信頼できるし。それに今回は疑いを晴らす意味が大きいから、ユイナ自身がしっかりやらないと」
国に逆らう意思はないよって示さないとならないのか。
ゲームのヒロインのはずなのに、ユイナも難儀な立場だな。
「ユイナの無限ループ、これで終わるといいわね」
「ありがとう、姉上。ゲームのエンディングの先も、ユイナと生きてけるって俺も信じてる」
健太もゆいなも、自分の人生歩んでるんだな。
ゲームの世界だからって、わたしももっとしっかりしなきゃ。