断罪ざまぁも冴えない王子もお断り!~せっかく公爵令嬢に生まれ変わったので、自分好みのイケメン見つけて幸せ目指すことにしました~
第18話 ケンタよ、お前もか2
「ハナコー! おー、いたいた!」
「マサト? 何か用?」
「授業終わったんだろ? なんか菓子もらったから、また一緒に食べようぜ」
「え? わたくしジュリエッタと待ち合わせを……」
「ああ、じゃあ魔法鳩飛ばしとくわ。生徒会室で待つ。っと」
マサトの手から白い紙が現れて、文字が書き込まれたと思ったら紙が白い鳩に変化した。そのまま羽ばたいて、空高く飛んでいく。
ってか、脳筋がなんでそんな高等魔法使えんのよ。
マサトのくせになんかムカつくっ。
「よし、これでいいな。じゃあ行くぞ!」
「ちょっ……!」
どうしてまた生徒会室であんたとお茶しなきゃなんないのっ。
ってか、そのお菓子ってマサトが女の子からもらったやつなんじゃ?
「ちょっと! あなたがもらったものなら、あなたがひとりで食べなさいよ」
大食いなんだから、そのくらい楽勝でしょう?
「だってハナコと食った方が旨いし」
「は? なんなのよその理由」
「いいから、いいから」
ちっとも良くないっ。
っていうか、なんでそんな無駄に上機嫌!?
「お前……さ」
ん? なに急にぼそっと言ってんの?
「ほら、この前のこと、ホントに誰にも言わないでくれたじゃんか。俺、なんかうれしくて」
耳を赤くしながら言うなっ。そのフラグ、絶対に気の迷いだからっ。
「マサト? 何か用?」
「授業終わったんだろ? なんか菓子もらったから、また一緒に食べようぜ」
「え? わたくしジュリエッタと待ち合わせを……」
「ああ、じゃあ魔法鳩飛ばしとくわ。生徒会室で待つ。っと」
マサトの手から白い紙が現れて、文字が書き込まれたと思ったら紙が白い鳩に変化した。そのまま羽ばたいて、空高く飛んでいく。
ってか、脳筋がなんでそんな高等魔法使えんのよ。
マサトのくせになんかムカつくっ。
「よし、これでいいな。じゃあ行くぞ!」
「ちょっ……!」
どうしてまた生徒会室であんたとお茶しなきゃなんないのっ。
ってか、そのお菓子ってマサトが女の子からもらったやつなんじゃ?
「ちょっと! あなたがもらったものなら、あなたがひとりで食べなさいよ」
大食いなんだから、そのくらい楽勝でしょう?
「だってハナコと食った方が旨いし」
「は? なんなのよその理由」
「いいから、いいから」
ちっとも良くないっ。
っていうか、なんでそんな無駄に上機嫌!?
「お前……さ」
ん? なに急にぼそっと言ってんの?
「ほら、この前のこと、ホントに誰にも言わないでくれたじゃんか。俺、なんかうれしくて」
耳を赤くしながら言うなっ。そのフラグ、絶対に気の迷いだからっ。