断罪ざまぁも冴えない王子もお断り!~せっかく公爵令嬢に生まれ変わったので、自分好みのイケメン見つけて幸せ目指すことにしました~
「あの、シュン様?」
「ああ、いいな、ハナコのいい匂いがする」
ぎゃっ、あからさまに匂いをかぐなっ、手を握るな、腰に手を回すなっ。
そこのふたり、さっきの勢いはどこ行った?
黙って見てないで、早く山田をどうにかしろっつうの!
「シュン王子、そろそろ生徒会の執務を……」
「そうそう王子、明日までに片付けないとって言ってましたよね?」
「せっかくハナコから会いに来てくれたんだ。あと少しくらいいいだろう?」
誰が瓶底眼鏡に自分から会いに来るか。都合よく脳内変換すなっ。
もうふたりとも、そこで引かないでよっ。
未希、早く来て!
「やだぁ、どうしてココに部外者が紛れ込んでるんですかぁ?」
ユイナ! いいところにっ。
「おほほほ、彼女の言う通りですわ。これ以上シュン様のお邪魔をするわけには参りませんもの。わたくし今すぐ……」
「なぁ、ユイナ。ハナコのために茶ぁ入れてくれよ」
「な、なんでわたしが」
げ、空気読め、マサトっ。
「いいだろ? ユイナ、書類仕事見るとすぐどこかに消えんじゃん? 少しは働いてもらわねぇと」
「そ、それはユイナ、頭痛持ちだから……。そんなふうに言うなんて、マサトせんぱいひどいですぅっ」
ハイハイ、得意のウソ泣き頂きました!
オトコってコレにコロっと騙されんのよね。
「ああ、いいな、ハナコのいい匂いがする」
ぎゃっ、あからさまに匂いをかぐなっ、手を握るな、腰に手を回すなっ。
そこのふたり、さっきの勢いはどこ行った?
黙って見てないで、早く山田をどうにかしろっつうの!
「シュン王子、そろそろ生徒会の執務を……」
「そうそう王子、明日までに片付けないとって言ってましたよね?」
「せっかくハナコから会いに来てくれたんだ。あと少しくらいいいだろう?」
誰が瓶底眼鏡に自分から会いに来るか。都合よく脳内変換すなっ。
もうふたりとも、そこで引かないでよっ。
未希、早く来て!
「やだぁ、どうしてココに部外者が紛れ込んでるんですかぁ?」
ユイナ! いいところにっ。
「おほほほ、彼女の言う通りですわ。これ以上シュン様のお邪魔をするわけには参りませんもの。わたくし今すぐ……」
「なぁ、ユイナ。ハナコのために茶ぁ入れてくれよ」
「な、なんでわたしが」
げ、空気読め、マサトっ。
「いいだろ? ユイナ、書類仕事見るとすぐどこかに消えんじゃん? 少しは働いてもらわねぇと」
「そ、それはユイナ、頭痛持ちだから……。そんなふうに言うなんて、マサトせんぱいひどいですぅっ」
ハイハイ、得意のウソ泣き頂きました!
オトコってコレにコロっと騙されんのよね。