運命の人、お待ちしています!
「ごめん! 私、占いは大丈夫! やっぱり先の事分かりすぎちゃうの嫌っていうか……自分の未来は自分の目で知りたいんだよね!」
「えっ」
「未来分からない方がワクワクするし、楽しいから!」
「和泉さんにも同じ事を言われました」
「えっ! 和泉にも?」
「先程和泉さんにもお礼に占いを提案しましてお断りを」
「そうなんだ。なんかごめん。私まで断って」
せっかく提案してくれたのに。
「いえ。僕も自分自身の事はあまり占わないのでお二人の気持ちはよく分かるんです」
「そうなの?」
「何でも分かっちゃうのより先が分からない方が安心といいますか。本当は自分がいつどうやって亡くなるかとか誰と結婚するかも視る事は出来るんでしょうが」
そこまで特別な能力者なんだ⁉︎
「そ、それはすごい。チートすぎる」
「ですから、気にしないでください。僕に出来るお礼が占いくらいしか浮かばなかっただけですし」
「てか、私が勝手にやったんだから星詠くんは気にする事ないよ!」
「ですが、何も返さないのは気が引けるので」
「和泉には何か別のお礼したの?」
「あだ名で呼ぶのを許しました。ホッシーって」
「さすが和泉。多くを望まない奴だな」
さすが全てを持った男!
「和泉さんとはあまり関わらないようにしてたのですが」
「へ? どうして?」
和泉を苦手な人なのかな?
あまりそういう人聞いた事無いけど。
「僕が和泉さんと関わるのは恐れ多く」
「でも和泉と仲良くしたらさっきみたいな事になった時助けては貰えるよ? 星詠くんをあだ名で呼びたがるって事は星詠くんと仲良くなりたいって事なんじゃ?」
「そうなのでしょうか」
「きっとそうだよ! 和泉は超良い奴だから!」
「夢咲さんも和泉さんがお好きなんですか?」
「ん? 私は友人として好きって感じかなー! ファンですらないし!」
「そうなのですね」
「超レアかもね! みんな和泉にときめくし!」
私はやっぱり異常なのかな。
「占いがだめなら別のお礼を用意します。少しお待ち頂けますか?」
「あ、うん!」
しかし、丁寧な子だなぁ。
話すの苦手なりに頑張って話しかけてくれたんだろうな。
声うわずってるし、やっぱり小さめだ。
「えっ」
「未来分からない方がワクワクするし、楽しいから!」
「和泉さんにも同じ事を言われました」
「えっ! 和泉にも?」
「先程和泉さんにもお礼に占いを提案しましてお断りを」
「そうなんだ。なんかごめん。私まで断って」
せっかく提案してくれたのに。
「いえ。僕も自分自身の事はあまり占わないのでお二人の気持ちはよく分かるんです」
「そうなの?」
「何でも分かっちゃうのより先が分からない方が安心といいますか。本当は自分がいつどうやって亡くなるかとか誰と結婚するかも視る事は出来るんでしょうが」
そこまで特別な能力者なんだ⁉︎
「そ、それはすごい。チートすぎる」
「ですから、気にしないでください。僕に出来るお礼が占いくらいしか浮かばなかっただけですし」
「てか、私が勝手にやったんだから星詠くんは気にする事ないよ!」
「ですが、何も返さないのは気が引けるので」
「和泉には何か別のお礼したの?」
「あだ名で呼ぶのを許しました。ホッシーって」
「さすが和泉。多くを望まない奴だな」
さすが全てを持った男!
「和泉さんとはあまり関わらないようにしてたのですが」
「へ? どうして?」
和泉を苦手な人なのかな?
あまりそういう人聞いた事無いけど。
「僕が和泉さんと関わるのは恐れ多く」
「でも和泉と仲良くしたらさっきみたいな事になった時助けては貰えるよ? 星詠くんをあだ名で呼びたがるって事は星詠くんと仲良くなりたいって事なんじゃ?」
「そうなのでしょうか」
「きっとそうだよ! 和泉は超良い奴だから!」
「夢咲さんも和泉さんがお好きなんですか?」
「ん? 私は友人として好きって感じかなー! ファンですらないし!」
「そうなのですね」
「超レアかもね! みんな和泉にときめくし!」
私はやっぱり異常なのかな。
「占いがだめなら別のお礼を用意します。少しお待ち頂けますか?」
「あ、うん!」
しかし、丁寧な子だなぁ。
話すの苦手なりに頑張って話しかけてくれたんだろうな。
声うわずってるし、やっぱり小さめだ。