運命の人、お待ちしています!
「で? 誰から曲入れるー?」
「はいはーい! ここはやっぱり私からでしょ!」
私は一曲目に小さな頃に見ていたアニメのアニメソングを選ぶ。
「超なつっ」
「何でパンダーマン?」
「私、パンダーマン大好きだからなっ! あ、祈くんにマイク回してあげてっ」
「は? 星詠と歌うの⁉︎」
「一人で歌うより二人で歌う方が楽しいから! ね、祈くんっ」
「が、頑張ります」
わぁ、祈くん顔真っ赤!
「ココ、マラカスとタンバリン任せた!」
「おけ!」
祈くんと二人、モニターの前に立ち私達はデュエットする。
祈くんでも歌える曲は学校で習った曲か国民的アニメの曲のみだと言うのでみんな大好きパンダーマンというパンダのヒーローが主役のアニメの主題歌を歌った。
不安な祈くんの為に事前に練習も一緒にした。
「んだんだんだんだ、パンダーマン!」
クラスの皆もよく知ってる曲だから合いの手をたくさん入れてくれて一曲目から大いに盛り上がった。
「みんなー! ありがとうー! アリーナー!」
「何でアイドル風なんだよ、夢咲っ」
「だって私と祈くんは今日アイドルユニット組んだからっ」
「誰が推すんだよー!」
「私と祈くんなら余裕でドーム埋めるしっ」
歌い終えると、みんなからいじられる。
一曲目にしたのは祈くんも早く終わらせた方が気が楽だと思ったから。
「やっぱり夢咲って面白いな」
和泉は爽やか笑顔で私に言った。
あいつの中での面白いはバカって意味だから素直に喜べない!
「はぁ、歌いきった……」
「ホッシー、短い曲なのに何十曲も歌ったみたいな顔してるな」
「は、初めてのカラオケでしたので」
「えらいな、ホッシーは。よく頑張ったな」
和泉はぐったりしている祈くんの頭を優しく撫でる。
「えー! 星詠ずりぃ! 俺が頑張って歌っても真尋頭撫でてくれないのに」
「だってタカの髪薄いしなぁ」
「ま、まだ薄く無いわ! もさもさだし!」
「あはは。ごめんごめん。でも、初めてなのに頑張ってたホッシーが愛しくなってさ」
和泉はずっと祈くんの頭を優しく撫でてるけど、祈くんは怯えた顔をしてる。
「はいはーい! ここはやっぱり私からでしょ!」
私は一曲目に小さな頃に見ていたアニメのアニメソングを選ぶ。
「超なつっ」
「何でパンダーマン?」
「私、パンダーマン大好きだからなっ! あ、祈くんにマイク回してあげてっ」
「は? 星詠と歌うの⁉︎」
「一人で歌うより二人で歌う方が楽しいから! ね、祈くんっ」
「が、頑張ります」
わぁ、祈くん顔真っ赤!
「ココ、マラカスとタンバリン任せた!」
「おけ!」
祈くんと二人、モニターの前に立ち私達はデュエットする。
祈くんでも歌える曲は学校で習った曲か国民的アニメの曲のみだと言うのでみんな大好きパンダーマンというパンダのヒーローが主役のアニメの主題歌を歌った。
不安な祈くんの為に事前に練習も一緒にした。
「んだんだんだんだ、パンダーマン!」
クラスの皆もよく知ってる曲だから合いの手をたくさん入れてくれて一曲目から大いに盛り上がった。
「みんなー! ありがとうー! アリーナー!」
「何でアイドル風なんだよ、夢咲っ」
「だって私と祈くんは今日アイドルユニット組んだからっ」
「誰が推すんだよー!」
「私と祈くんなら余裕でドーム埋めるしっ」
歌い終えると、みんなからいじられる。
一曲目にしたのは祈くんも早く終わらせた方が気が楽だと思ったから。
「やっぱり夢咲って面白いな」
和泉は爽やか笑顔で私に言った。
あいつの中での面白いはバカって意味だから素直に喜べない!
「はぁ、歌いきった……」
「ホッシー、短い曲なのに何十曲も歌ったみたいな顔してるな」
「は、初めてのカラオケでしたので」
「えらいな、ホッシーは。よく頑張ったな」
和泉はぐったりしている祈くんの頭を優しく撫でる。
「えー! 星詠ずりぃ! 俺が頑張って歌っても真尋頭撫でてくれないのに」
「だってタカの髪薄いしなぁ」
「ま、まだ薄く無いわ! もさもさだし!」
「あはは。ごめんごめん。でも、初めてなのに頑張ってたホッシーが愛しくなってさ」
和泉はずっと祈くんの頭を優しく撫でてるけど、祈くんは怯えた顔をしてる。