運命の人、お待ちしています!
★ どんなに仲良い男友達でも許せない事はある
「はぁ、食った食ったー!」
ラーメンに餃子にご飯、杏仁豆腐まで食べちゃった。
「夢咲、まさかお前……彼氏の前でもそんな爆食してたんじゃねぇだろうな?」
「しないよ! なんかさ、落ち着いていつもの私らしくご飯食べられなかったしっ」
「それ、本気で彼氏なのか?」
確かにっ!
緊張して食べた気しないのってどうなんだ?
「僕達の前ではたくさん食べてましたからね」
「リラックスして食べてた、何ならっ」
「まあ、俺は最初っから夢咲を見下してるし……ホッシーは引いたりしなそうだからな」
「最初から見下してるんだ⁉︎ 和泉ひどっ」
「僕はたくさん食べる姿見て元気貰いました」
「ほら、真尋! 祈くんを見習いなさい!」
「何でオカン口調だし?」
でも和泉に言われて気付いたけど、私って今迄の彼氏の前で無理してたんだなぁ。
ご飯をいつもの量食べられないし、美味しく感じてなかったような。
「よし、次付き合う相手は一緒にご飯を美味しく食べられる人にする!」
「それが普通だろ、条件として」
「だって早く食べないと怒る人や、私が食べてる姿ひたすら連写してきたり、私が食べてる間スマホ見ながら食べたりする人だったから……歴代彼氏」
「そういうやべぇ奴らしか選べないお前もどうかと思う」
「ほら、二度あることは三度あるって言うしっ」
「じゃあきっと四回目は大丈夫ですね」
「四って不吉な数字だけどな」
「ちょっと和泉! せっかく祈くんが慰めてくれたのにっ」
全く私に容赦しないんだから、この男!
「でも、そろそろ神様も夢咲さんに幸福をお与えくださるかと」
「神様に近い存在の祈くんが言うなら大丈夫な気がしてきたよ!」
「僕もちゃんとお願いしておきましたから」
「そうだよね! お守りパワー!」
祈くんの呪力がこもったお守りが私にはついてる!
ラーメンに餃子にご飯、杏仁豆腐まで食べちゃった。
「夢咲、まさかお前……彼氏の前でもそんな爆食してたんじゃねぇだろうな?」
「しないよ! なんかさ、落ち着いていつもの私らしくご飯食べられなかったしっ」
「それ、本気で彼氏なのか?」
確かにっ!
緊張して食べた気しないのってどうなんだ?
「僕達の前ではたくさん食べてましたからね」
「リラックスして食べてた、何ならっ」
「まあ、俺は最初っから夢咲を見下してるし……ホッシーは引いたりしなそうだからな」
「最初から見下してるんだ⁉︎ 和泉ひどっ」
「僕はたくさん食べる姿見て元気貰いました」
「ほら、真尋! 祈くんを見習いなさい!」
「何でオカン口調だし?」
でも和泉に言われて気付いたけど、私って今迄の彼氏の前で無理してたんだなぁ。
ご飯をいつもの量食べられないし、美味しく感じてなかったような。
「よし、次付き合う相手は一緒にご飯を美味しく食べられる人にする!」
「それが普通だろ、条件として」
「だって早く食べないと怒る人や、私が食べてる姿ひたすら連写してきたり、私が食べてる間スマホ見ながら食べたりする人だったから……歴代彼氏」
「そういうやべぇ奴らしか選べないお前もどうかと思う」
「ほら、二度あることは三度あるって言うしっ」
「じゃあきっと四回目は大丈夫ですね」
「四って不吉な数字だけどな」
「ちょっと和泉! せっかく祈くんが慰めてくれたのにっ」
全く私に容赦しないんだから、この男!
「でも、そろそろ神様も夢咲さんに幸福をお与えくださるかと」
「神様に近い存在の祈くんが言うなら大丈夫な気がしてきたよ!」
「僕もちゃんとお願いしておきましたから」
「そうだよね! お守りパワー!」
祈くんの呪力がこもったお守りが私にはついてる!