運命の人、お待ちしています!
「ありがとう、和泉。もう家近いからここで大丈夫」
「本当の本当?」
「マジだから! バカ正直な私が嘘つくとでも?」
「確かに」
「バカ正直否定しないんだね」
「でも、さっき元カレに一人で立ち向かおうとしてたのも夢咲だろ」
「そ、それは……和泉が危険な目に遭うのはなんかね」
「大丈夫。俺が負ける事は絶対無いから」
「でも、和泉って一見優しいしあまり怒るとこ見ないからさ。ほら、中学の時にやたら和泉にしつこい先輩にもキレなかったじゃん!」
「ああ、うん。好きって言ってくれる人を邪険にも出来ないし」
「私には無理! 顔に嫌って出ちゃう! あれ、でもあの先輩って急に見なくなったよね」
そういえば、和泉にやたら絡む不良男子も和泉に嫌味ばっか言ってた生徒会の先輩も今は一切学校で見かけなくなった気が。
「夢咲?」
「和泉の周りにいた害悪な人達って気付いたらいないなって」
「先生達が俺の為に結構動いてくれるからね」
「なんだ、そういう事かぁ」
「そうだよ。俺の周りは優しい人達ばかりだから。夢咲、変な事考えないようにね?」
「変な事って?」
「例えば俺が裏で何かしてる、とか」
「無い無い! みんな大好き和泉だよ? 学校に問題ある生徒は先生が見過ごさないよね! うちちゃんとした私立だし!」
多分生活指導のヤマセンとかが何とかしてくれてるんだよね!
「だから、これからは遠慮なく俺を頼ってな」
「分かった! 困った時の和泉だね! でも、和泉も私を頼ってくれて良いからね!」
「えっ」
「和泉が気兼ねなく話せる貴重な女子!」
「そうだな」
「じゃあ、またねー!」
「気をつけてな」
元カレの事で憂鬱だったけど、楽しく高2を始められて良かった!
でも、何で元カレくんがあんなびびった顔してたかはやっぱり謎なままだなぁ。
やっぱり生徒会長に近い存在の和泉に注意されたからかなー?
とりあえず明日から本格的に好きな人を探す日々の再開!
「本当の本当?」
「マジだから! バカ正直な私が嘘つくとでも?」
「確かに」
「バカ正直否定しないんだね」
「でも、さっき元カレに一人で立ち向かおうとしてたのも夢咲だろ」
「そ、それは……和泉が危険な目に遭うのはなんかね」
「大丈夫。俺が負ける事は絶対無いから」
「でも、和泉って一見優しいしあまり怒るとこ見ないからさ。ほら、中学の時にやたら和泉にしつこい先輩にもキレなかったじゃん!」
「ああ、うん。好きって言ってくれる人を邪険にも出来ないし」
「私には無理! 顔に嫌って出ちゃう! あれ、でもあの先輩って急に見なくなったよね」
そういえば、和泉にやたら絡む不良男子も和泉に嫌味ばっか言ってた生徒会の先輩も今は一切学校で見かけなくなった気が。
「夢咲?」
「和泉の周りにいた害悪な人達って気付いたらいないなって」
「先生達が俺の為に結構動いてくれるからね」
「なんだ、そういう事かぁ」
「そうだよ。俺の周りは優しい人達ばかりだから。夢咲、変な事考えないようにね?」
「変な事って?」
「例えば俺が裏で何かしてる、とか」
「無い無い! みんな大好き和泉だよ? 学校に問題ある生徒は先生が見過ごさないよね! うちちゃんとした私立だし!」
多分生活指導のヤマセンとかが何とかしてくれてるんだよね!
「だから、これからは遠慮なく俺を頼ってな」
「分かった! 困った時の和泉だね! でも、和泉も私を頼ってくれて良いからね!」
「えっ」
「和泉が気兼ねなく話せる貴重な女子!」
「そうだな」
「じゃあ、またねー!」
「気をつけてな」
元カレの事で憂鬱だったけど、楽しく高2を始められて良かった!
でも、何で元カレくんがあんなびびった顔してたかはやっぱり謎なままだなぁ。
やっぱり生徒会長に近い存在の和泉に注意されたからかなー?
とりあえず明日から本格的に好きな人を探す日々の再開!