好きだなんて、【完】
雲が消えてゆく
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「ええ、凪さんくるの?」
教室の片隅、あーちゃんが消えそうな声で話す
「うん」
サプライズらしいけど、あーちゃんだって凪くんの知り合いだし別に言ってもいいよね
「でも凪さんとは、最近どうなの?合コンの時助けてくれてから会ったりしてるの?」
「それがねっ、最近よく会うんだ」
書店で会って一緒に帰ったこと、無くしたブレスレットを凪くんが見つけてくれたこと、看病をしたことを話した。
「何それ、ちょっとは元に戻れてるってこと?」
「うん…前より凪くん話してくれるっ」
冷たいけど、最近よく話せるし、避けられてる感じもしないもん。
前の凪くんに戻ったみたいで、嬉しいんだ。
「いいじゃん!じゃあ凪さんに可愛く思ってもらうために撮影当日は可愛くしよう!」
そんな一言で、当日はあーちゃんが可愛くしてくれることが決まった。
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「ええ、凪さんくるの?」
教室の片隅、あーちゃんが消えそうな声で話す
「うん」
サプライズらしいけど、あーちゃんだって凪くんの知り合いだし別に言ってもいいよね
「でも凪さんとは、最近どうなの?合コンの時助けてくれてから会ったりしてるの?」
「それがねっ、最近よく会うんだ」
書店で会って一緒に帰ったこと、無くしたブレスレットを凪くんが見つけてくれたこと、看病をしたことを話した。
「何それ、ちょっとは元に戻れてるってこと?」
「うん…前より凪くん話してくれるっ」
冷たいけど、最近よく話せるし、避けられてる感じもしないもん。
前の凪くんに戻ったみたいで、嬉しいんだ。
「いいじゃん!じゃあ凪さんに可愛く思ってもらうために撮影当日は可愛くしよう!」
そんな一言で、当日はあーちゃんが可愛くしてくれることが決まった。