好きだなんて、【完】

数学が得意だった凪くんが授業をしてくれるらしい。



昔から変わらない綺麗な字を黒板に記していく凪くん



「実はこの中に霧沢凪くんの弟さんがいるんです」



「風季出てこい」



凪くんが手招きをすると、隣に座っていた風季が駆け足で、教壇に上がっていく



「どうもっ」



にこやかに笑う風季はカメラの前で紹介されている。


…やっぱりこうやってみると似てるよね。


みんなからは似てないって言われるけど、照れると前髪を触る癖が2人してリンクしている。



これで風季またさらに有名人になるんだろうな














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