組長が惚れた女 続編


この声先生……


全員『今までどこ行ってたんだ!「です」
心配しただろ「しました!」』


美花「ご、ごめんなさい、」


美花「近いと思ったら思ったより結構
遠くに行ってて」


春樹「お前ら仲直りした感じだな」


美花「はい笑」


春勘「良かったよ」


美花「皆さんには迷惑をかけてごめんなさい」


春「お前が無事ならそれでいい」


なんか先生悲しそう・・・・・・
もしかして、


暁「そろそろ飯だ広間に行くぞ」


美花「あ、はい」


桃「あ、あの、今広間には行かれない方が
よろしいかと・・・・・・」


暁「何かあったのか?」


桃「それが・・・・・」


?「暁様!」


美花「うわっ!」


ドン


私は抱っこしている凛がいるにも関わらず
私を押しのけ暁さんをハグした


暁「?!」


美花「な!」


凛「・・・・・・うう~ヒックヒック」


美花「あ、凛ごめん、痛かったよね、よしよし」


暁「美花!凛!触んなブス!」


?「あ・・・・・・」


暁「美花、凛何処か怪我したところは?!」



美花「ちゃんと受け止め切れなくて・・・・
頭を少し強く打ったみたいで・・・・・・」


凛「うわあ~ヒック」


?「・・・・・・あら?その子が私の娘なのね笑」


春樹「は?、」


美花「はい?!」


暁「あ?」


?「こんにちは~あなたの新しいお母さ「私の娘です!触らないで!」・・・・・・あんたもうすぐこの子達の母親じゃなくなるのに?」


美花「何言ってるかさっぱり分からない!」


?「あなた暁様の彼女さん、よね?」


美花「妻です!」


?「ぷツそれ本当に言ってるの?」


美花「え・・・・・・」


?「だって婚姻届けも出てない、
結婚すらしてないじゃない」


美花「そ、それは」


そう、私たちは婚姻届を出していない、
そのため本当の夫婦とは言えない


暁「そんなの関係ねぇだろ、なくてもあっても
俺らは夫婦だ」


?「暁様、昔とは全く別人になりましたはね」


暁「それが?」


?「昔のあなたはら何も興味を持たない、
冷たい人でしたのに・・・今は幸せ」


暁「それの何が悪い」


?「暁様・お忘れですか?あの時お姉様の
病気を治す時の契約を?」


暁「?!」


?「思い出してくれたのですね?笑それは良かった、ただ彼女がいて子供が居るのは私は思ってはいませんでしたけれど」


何、一体なんのことなの・・・・・
お姉さん病気?


暁「あの契約は無かったことにしてくれ」


?「・・・・・・今、何と?おっしゃいました?」


?「契約を無かったことに?...」


暁「そうだ」


?「そんな、我儘がこの世界で通じるとでも?」


暁「無理なのはわかってる、けど俺はお前を妻にすることは出来ねえ、ここにいる美花を妻にする」


美花「?!」



暁さん、サラッと凄いことを・......



暁「帰れ」


?「この女が居るから私とは一緒になれない
のですね…・」


暁「そうだ」


?「・・・あの、あなたなんて言う名前?」


美花「美花です」


?「そう、私は春花よ」


美花「春花さんよろしくお願いします」


春花「美花はどんな人がタイプ?」


美花「え?」


この人いきなりなに?


暁「なんの真似だ」


春花「…・・美花の好きそうな男を連れてくるから
暁様と別れてください。ついでに子供も笑」


美花「?!」


私は春花さんの話を聞いて鳥肌が治らなかった。


春樹「お前さっきから頭いかれてるにも程があるぞ!」


春花「どうして?私のパパはなんでも叶えてくれる、
私暁様が欲しいの、
美花より私の方が可愛いしね!」


暁「新・・・この女追い出せも見たくない」


新「いわれなくても!」


春花「きゃ!私に触っていいのは暁様だけよ!
この汚らわしい!」


新「そうかよ、なんとでもいえ」


春花「美花、これからは気をつけて?笑」


ゾワッ!


暁「大丈夫だ、俺がいる」


美花「はい・・・」


春花「もうかえるはよ!離して!」


新「黙れ」


春樹「美花・・・心配すんな」


美花「はい・・・」


何だろ、この胸騒ぎ・・・


そして、春花さんが帰って私はどういうことか
説明を聞くことにした。


美花「暁さん、さっきの契約はどういうことですか?」


暁「・・・姉貴が昔病気だった事があったんだよ」


美花「?!お姉さんが・・・」


桃「その時お嬢はフランスにいて行くにも時間
がなかったんです。
そんな時に助けてくれたのが、」


美花「春花さんなんですね」


暁「ああ」


新「俺達は今の今まで忘れてたけど、あの女がお嬢を助けたんだ、フランスにちょうどその女の最高の医師がいて、暁が頼み込んだんだ
よ」




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