この想いあなたに届け
試合には負けてしまって、席に戻ったらお母さんもいたし、自分の元の席が空いていたので戻った。

広くんは自分の試合に行っている。

場所はと言うと私の席の真ん前の台で行っている。

この試合でもワンセット取って、休憩の時私を呼ぶから少し台が置いてある体育館からは客席なので高さはあるが身を乗り出した。

「どうした?」

「水筒とタオル取って!」

「水筒とタオル?!持って下りなかったの?」

「忘れてた笑笑笑笑」

「もぉ~」

私はそう言いながら後ろに振り返ると広くんのお母さんと目があった。
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