この想いあなたに届け
二階の展示も見終わり、下に降りるとふあちゃんと広くんが2人でソファーに寝転がって眺めていた。

距離が近い…

私は少しモヤモヤが残った。

別に二人は付き合ってる訳ではない。

でも、きっと両想いなのだろう。

二人は凄く楽しそうだった。

嫌だな…

嫉妬なんてしたくないのに…

そう思っても二人の距離は変わることなく上を眺めている。

そうだ!私の好きな推しでも思い浮かべて忘れよう!

そう思ったけどさすがに無理だった。

私はこれ以上その場にいると自分が嫌いになりそうで、耐えられなくなりそうで貝殻館を出た。

運良く、外にはネコがいて、さよかにネコを見に行こうと声をかけ何人かで出た。
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