これからも、一緒にいたい~友達以上恋人未満のふたり
沙羅ちゃんと初めて行った撮影場所は、湖だった。朝から駅で待ち合わせて、先に駅前で待っていた沙羅ちゃん。目が合うとはにかみながら微笑んできた。
「佐藤涼太先輩、今日は、よろしくお願い……します」
「こっちこそ、よろしく」
沙羅ちゃんの動きが湖に着いても、しばらくぎこちなくて、緊張している様子なのが伝わってくる。けれどその様子も可愛いなって思って、湖を背景に、彼女の写真を撮りたくなった。
「写真撮ってもいい?」
「えっ? 私ですか?」
「うん」
ファインダー越しの彼女も可愛くて、撮る時に少し緊張した。沙羅ちゃんが照れてこっちをみないのが風景と溶け込んでいて、それがまた良くて。好きな雰囲気の写真が撮れた。
その日から色んな公園、山……あちこち一緒に撮りに行った。彼女はいつも付き合ってくれた。
一緒に撮影に行くと、いつも沙羅ちゃんを撮っていた。撮影の回数を重ねると、だんだんと表情が柔らかくなってきていて、その表情を見ると嬉しくて――。
「佐藤涼太先輩、今日は、よろしくお願い……します」
「こっちこそ、よろしく」
沙羅ちゃんの動きが湖に着いても、しばらくぎこちなくて、緊張している様子なのが伝わってくる。けれどその様子も可愛いなって思って、湖を背景に、彼女の写真を撮りたくなった。
「写真撮ってもいい?」
「えっ? 私ですか?」
「うん」
ファインダー越しの彼女も可愛くて、撮る時に少し緊張した。沙羅ちゃんが照れてこっちをみないのが風景と溶け込んでいて、それがまた良くて。好きな雰囲気の写真が撮れた。
その日から色んな公園、山……あちこち一緒に撮りに行った。彼女はいつも付き合ってくれた。
一緒に撮影に行くと、いつも沙羅ちゃんを撮っていた。撮影の回数を重ねると、だんだんと表情が柔らかくなってきていて、その表情を見ると嬉しくて――。