御曹司は高嶺の花に愛を刻む
プンプンしながら、足早に家に帰った。

陽平ー!!
最悪ーー!!
抱きつかれたー
嫌だったー

と、心の中で陽平に文句を言う。


ん?


何で陽平に?

あれ?

岩崎君に、遊ばれてるだの騙されてるだの好き放題、陽平の悪口を言われて、頭にきた。

私の陽平を悪く言わないでって。

私の陽平?

ドクン

心臓がまたおかしな動きを始めた。

岩崎君に、抱きつかれて嫌だと思った。


陽平に助けて!と心で叫んだ。

陽平以外に触られたくないと。

だからあんなに、力いっぱいに振り解く事ができたんだ。





、、、、、、、。








私、陽平が好きなんだ。
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