御曹司は高嶺の花に愛を刻む
風呂から上がって、バスローブを羽織るだけ羽織って、脱ぎ捨てたパンツのポケットから袋を出し、菜由を抱き上げベッドへ連れて行く。

「それ、持ってきてたの?」
菜由がクスクス笑う。

「ああ。念の為な。」
そして菜由にまたがり目の前で、パラパラと手を離した。

「どんだけ持ってきてんのよ。念の為の量じゃないでしょ」

「これでも足りないかもしれない」
そう言って、ひとつ手に取り、取り付ける。

そして、菜由の入り口を俺で擦る。

「こんなになって。
直ぐに、入りそうだな」

「陽平、、、早く、、、
じらさないで、、」

菜由の瞳が揺れる。
その瞳でジッと見られると、飲み込まれそうで
焦りを感じる。

「俺が、欲しいか?」

聞きたい。菜由の思いを。

「陽平、、、、お願い。ちょうだい」

自分が言わせたのに、破壊力がヤバいな。
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