御曹司は高嶺の花に愛を刻む
そんな事を考えながら、歩いていたら、うちの前に黒い服の人影が、私の部屋を覗いている様な仕草をしているのが見えた。

ッッッ!?

ハッと息を飲む。

こ、怖い。

とりあえず、私は来た道を猛スピードで引き返した。

まだ、距離があったから、私には気づいてなかった。

え?何!?
いつから!?
今日が初めて!?

ど、どうしよう。

陽平ー!!

ダメだ!!
陽平は、今日出張で帰りが遅いって言ってた!


パパとママには新婚だし心配かけたくないし、邪魔したくない。

咲季は彼氏と最近一緒に住み始めた。

えー!?

陽平ーーー!!


やっぱり陽平か!?
そろそろ陽平いけるか!?
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