御曹司は高嶺の花に愛を刻む

菜由と朝、キスをすれば、感情が抑えられなくなり、結局菜由を感じたくて。

俺に
"ここに菜由はいる"と実感が欲しくて。

菜由に
"俺は離れない"と消えない愛を刻み込みたくて。


何度も気絶しそうになる菜由を起こしては、抱く。伝える。全身で。

そんな俺に、菜由も応えてくれる。
俺の不安を感じとり、"大丈夫"と言ってくれているように。

結局は、仕事を休ませて朝から晩まで、菜由を離さなかった。

菜由の温もりが俺の不安を消してくれた。
< 142 / 228 >

この作品をシェア

pagetop