御曹司は高嶺の花に愛を刻む
「何これ!!」

「送迎車だな」

フロリダについて、空港からでれば、白のハマーのリムジンが迎えに来ていた。

「凄過ぎないですか?コレはさすがに陽平さん」

「ははは。こんな時くらいしか乗れないだろ?」

そうですけども!
ははは。
でも、なんか陽平も嬉しそうに乗ってるからいいか。

「まずは、チェックインな」

「うん!!」

「今日は、まだ我慢な?明日の朝から行くぞ」

「はい!!了解です!!」

ビシッと敬礼した。

「ははは。今日は、ドレスアップしてレストランで美味しいディナーを食べよう」

「楽しみ!!」

「そうだな。菜由、こっちにおいで」

そう言って、陽平が私を引き寄せる。
見つめ合い、優しいキスが降ってきた。

私が運転席を気にしてると

「大丈夫。見えてない」

そう言って、膝の上に乗せて、また更にキスをしてきた。

「でも。ちょっと、恥ずかしいよ」

なんか、シチュエーションがシチュエーションだけに、いつもよりもドキドキしてしまう。

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