御曹司は高嶺の花に愛を刻む
－－－－－－－

「菜由。美味しいか？」

「うん！！とっても！！」

今は、ホテルのレストランで、綺麗な夜景に囲まれて、ディナーを食べている。
私はご機嫌だ。

陽平は、ベッドで愛し合ったあと、シャワーを浴びて、サロンに連れて行ってくれた。

そこには既にドレスが用意してあって、段取りが良くて驚いた。

準備してあったドレスは、長袖の膝下までのドレスで、ヌーディーベージュのグリッターがキラキラと華やかに輝くドレスだった。

胸元はボートネックになっていて、背中がU字に大胆に開いている。
そして肩のラインはオフショルダーになっていた。

ボディーラインを形どるようなタイトなフォルムで、後ろにスリットが入っているタイプ。

「か！かわいい！！オシャレ！！
これ、陽平が選んだの！？」

「ああ。もちろん。気に入ったか？
タグ見てみろ」

そして、タグを見ればYUI FUJISAKIの文字。

「YUIだ！！ヤバい！！ありがとう陽平。早く着たい！！」

そう言って、陽平に飛びついた。

「ああ。ヘアメイクもしておいで。」

そしてチュッとキスをされた。

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