御曹司は高嶺の花に愛を刻む
そこは、照明が少し落とされてるけど、大きな窓からネオンと月明かりに照らされて、間接照明が至るところに置いてあって、クラブみたいだった。

ミラーボールが回ってる。

私のドレス、めっちゃキラキラだぁ!!
さすがママが選んだだけある!!

大きなソファーがたくさん置いてあって、テーブルや椅子なども沢山あった。

バイキング料理や、ドリンクが用意してあって、自由に飲食が可能らしい。

すごーい!!

腹ペコだ。喉もカラカラ。

私はとりあえず、前の人の真似をして、適当に食事とドリンクを手に持ち、キョロキョロする。

あ!!あそこの窓際の席あいてるじゃん!!
あそこに行こー!
夜景も見れるし、最高じゃん。

私は、ガンガンと鳴るBGMに耳を傾けながら、会場に背中を向けて、誰も話しかけてきませんように。なんて思いながら、夜景を見て1人の世界を楽しむ。
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