御曹司は高嶺の花に愛を刻む

そしていよいよ今日が陽平の両親との顔合わせだ。

私も、挨拶に行くと言ってるのに、陽平は大丈夫だからと言って、今日まで結局会わせてくれなかった。

陽平と、ドキドキしながら両家の両親達をホテルのラウンジで待つ。

あ!!パパとママだ。

「お待たせー!」
ママが走って来た。

相変わらず、今日も若々しい。
パパも年齢よりずっと若く見えるしね。

「こんにちは。陽平君」

「こんにちは彰さんも。真紀さんも。今日はありがとうございます」

陽平も、すっかり2人と仲良くなって下の名前で呼ぶようになった。
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