御曹司は高嶺の花に愛を刻む


「菜由、、、これ、俺のお袋な?」

は?
オフクロ?
オフクロウ?

「そーゆー事!菜由ちゃん!黙っててごめんね!やったー!!驚かすの成功ー!!」
まなちゃんは、はしゃいでいる。

「えーーーー!?聞いてなーい!!」
ここが、ホテルのラウンジだと言うことも忘れて大声を出す。

「菜由。声デカい。悪いな。ずっと黙ってろって言われてて」
陽平が苦笑いをしている。

「改めまして。神楽陽平の母、愛美です。
よろしくお願いしますね」

そう言って、うちの両親にまなちゃんは綺麗に微笑み挨拶を交わした。

そうしているうちに、陽平の父である会長も現れた。

「おー!待たせたか?お!菜由ちゃんだな?こりゃまた驚いたな!すんごいべっぴんさんだ!パパって呼んでくれよ?陽平の父です」
これは本当にうちの会社の会長なんだよね?

あれ?純平さんも来た?
隣の超絶美人モデルみたいな人は奥さん!?
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