御曹司は高嶺の花に愛を刻む
「こりゃ勃ったな」
涼太君。
お前も口にチャックつけてやろうか。

「陽平。お前、下の名前しか知らないでこれからどうすんだ?」
塁君がズバリな質問をする。

「一夜限り系か?」
仁が続く。

「、、、、、」
俺もわかんねぇんだよ。

「もう会わない気か?」
涼太君も続く。

「本物なら、また偶然会うだろ」
兄貴が言うと、説得力あるな。

「、、、そうだな」
ってだけ言っておく。

「どんな見た目?バーに来ないかな?」
仁が聞く。

確かに。仁の店に行きそうだよな。

「超絶美人。人形みたいな。地毛で茶髪のワンレンのロング。170ないくらい。」

「ほー。話だけでも美人そうだな」
「モデルか?」
「CAとか?」
涼太君達は案の定ガヤガヤ騒いでる。

その間に仁にだけ耳打ちする。

「頼むな。もし店に来たら教えてくれ」

「ああ。すぐに連絡するよ」


結局、コイツらには隠す事もできず、さんざん暴露させられ、半日が終わってしまった。
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