元カノ
数日後、心太は特に何も言わなかったけれど、心月と連絡を取っていると直感で感じた。

「…シン君、また元カノと連絡を取っているよね?」

「おまえに関係ないやんけ!」

心太のキツイ言葉に、思わず涙が出る。

「…ひどい、わたしはシン君が好きなだけなのに…」

「おまえ、重いねん…」

詩生里はそれを聞くと、泣きながら家を出て、実家へ帰った‐。


数日後。

詩生里はFacebookで、心月のページを開いた。

彼氏がいるのか、Facebookには彼氏とのツーショットがあり、詩生里は苛立った。

「マジで人の旦那に何してくれてんのん?」

詩生里は呟くと、心月にFacebookを通して電話をした‐。
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