元カノ
「羽衣子(ういこ)、笑い事じゃないから」

詩生里はため息をついた。

その時、羽衣子のスマホにメールが届き、メールを見た羽衣子は嬉しそうだ。

「羽衣子、なにニヤニヤしてんのん?」

「あ。mixiで知り合った人と直メしてんねん」

「ええ~!
直接メールとか危ないやん!
ヤバい人やったらどうするの」

「大丈夫!
重田(しげた)君はマイミクやし、リアルで何回か会ってるから」

羽衣子の言葉に、真面目な詩生里は頭を抱える。

「詩生里もmixiしなよ~!
コミュニティとか入って、同じコミュニティの人と仲良くなれたら楽しいで」

「じゃあ、招待して」

詩生里の言葉に、羽衣子は驚く。
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