夢の外でも君の隣に
そう言いながら芽生が小走りで私の席まで来た。
後ろには莉心と遥花もいる。みんな手にはシャーペ
ンやボールペンを持っているから、あみだくじに名
前を書いてきたんだろう。
「あとどれくらい空いてるとこある?」
と私が3人に聞いてみると、
「あと7個くらいだったかな?」
「それくらいだった気がするー」
「でも今日1人休みだったから実質6個にならな
い?」
と口々に教えてくれた。
「ありがと!そろそろ書きに行ってくるから芽生、
シャーペン貸して!今度こそ良い席取ってやるぞー
ー!!!」
そう言いながら勇み足で教卓まで進むと、クラスで
賑やかな男子達が集まってワイワイと盛り上がって
いた。
後ろには莉心と遥花もいる。みんな手にはシャーペ
ンやボールペンを持っているから、あみだくじに名
前を書いてきたんだろう。
「あとどれくらい空いてるとこある?」
と私が3人に聞いてみると、
「あと7個くらいだったかな?」
「それくらいだった気がするー」
「でも今日1人休みだったから実質6個にならな
い?」
と口々に教えてくれた。
「ありがと!そろそろ書きに行ってくるから芽生、
シャーペン貸して!今度こそ良い席取ってやるぞー
ー!!!」
そう言いながら勇み足で教卓まで進むと、クラスで
賑やかな男子達が集まってワイワイと盛り上がって
いた。