運命だと思ったのに
「席替えするよー!」
先生が急に言い始めた。高見くんは班長に立候補した。

私は高見くんと一緒の班じゃなくなっちゃうのかーとガッカリしていた。

席替えの日、名残惜しそうにしながら自分の席を確認した。その時、私は息を呑んだ。

まさか、そんなこと…

私は高見くんの隣の席になることができた。
また、高見くんの班だ!みんなにバレないように心の中で喜んだ。

高見くんの隣の席はとっても楽しかった。高見くんの好きなアニメや好きな食べ物、苦手なことなど今まで知らなかったことを知ることができた。

周りの人が高見くんは私のことが好きなんじゃないかと噂をし出した。そんな噂は信じないでおこうと思っていたが、内心、嬉しかった。

もしかして、
両思い!?と思うこともあった。


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