辺境騎士団のお料理係!~捨てられ幼女ですが、過保護な家族に拾われて美味しいごはんを作ります~ 2
ラースとリティカのデートから二日後。すべての準備を終えたエルは、皆を厨房に集めすことにした。
「ラスにぃには、パンケーキを作るのが上手でしょう? それから、メルにぃには、生クリームを泡立てるのが上手だし、ハロにぃにはアイスクリームを作るのを手伝ってほしい」
ラースのお見合い相手に食べてもらおうと思っていたアイスクリームは、アイスクリーム製造機の開発が間に合わなかったために、大人達も交えてのお茶会では出されなかった。
全員分の量を確保することができなかったのだ。だが、初めて食べるものを皆で作るのは、きっといい思い出になるはず。
お菓子作りには、リティカとイレネにも参加してもらう。
「さて、皆さん。お支度はよろしいですかー」
厨房に集まった皆を見て、エルは右手を突き上げた。
「ラスにぃには、パンケーキを作るのが上手でしょう? それから、メルにぃには、生クリームを泡立てるのが上手だし、ハロにぃにはアイスクリームを作るのを手伝ってほしい」
ラースのお見合い相手に食べてもらおうと思っていたアイスクリームは、アイスクリーム製造機の開発が間に合わなかったために、大人達も交えてのお茶会では出されなかった。
全員分の量を確保することができなかったのだ。だが、初めて食べるものを皆で作るのは、きっといい思い出になるはず。
お菓子作りには、リティカとイレネにも参加してもらう。
「さて、皆さん。お支度はよろしいですかー」
厨房に集まった皆を見て、エルは右手を突き上げた。