辺境騎士団のお料理係!~捨てられ幼女ですが、過保護な家族に拾われて美味しいごはんを作ります~ 2
馬車をとめたネーネを見たトルテは、視線のやり場に困ってしまったようだった。ネーネの服装は、王都の女性と比較するとちょっと刺激が強い。
つるつるとした不思議な光沢のある布でできていて、身体の線がけっこうはっきり出てしまうのだ。騎士団の団員達は慣れているので、今さらなんとも思わないらしい。
「ええと、今日はねぇ……お米でしょ、お味噌でしょ、あとみりん。醤油もいるんだったわね?」
「いりゅ!」
「あと、これはロドリゴ様に……お酒。お砂糖は量を増やしておいたわ」
「おおおおおっ!」
日本酒だ。
前世のエルはアルコールはまったく受け付けない体質だったので、飲んだことはないけれど、店にはたくさんの日本酒を揃えていた。
つるつるとした不思議な光沢のある布でできていて、身体の線がけっこうはっきり出てしまうのだ。騎士団の団員達は慣れているので、今さらなんとも思わないらしい。
「ええと、今日はねぇ……お米でしょ、お味噌でしょ、あとみりん。醤油もいるんだったわね?」
「いりゅ!」
「あと、これはロドリゴ様に……お酒。お砂糖は量を増やしておいたわ」
「おおおおおっ!」
日本酒だ。
前世のエルはアルコールはまったく受け付けない体質だったので、飲んだことはないけれど、店にはたくさんの日本酒を揃えていた。