辺境騎士団のお料理係!~捨てられ幼女ですが、過保護な家族に拾われて美味しいごはんを作ります~ 2
前世では海水浴に行ったこともあるけれど、今回の人生では行ったことはない。辺境伯領は海から遠いし、行きたいと願う理由もなかった。
「行ってみるか? 話がまとまるまで、数日はこっちにいないとだからな」
とロドリゴ。
海か。海があるなら、海水から塩をつくることができる。そして、その過程でアレも確保できるではないか。
「海、行きたい! エル、海、見たい!」
「じゃあ、明日、行ってみるといい。俺と村長はその間話し合いだ。護衛にクレオを連れていけ」
「……承知しました」
ロドリゴからの命令にクレオは不満そうな顔だったけれど、兄達は喜びの声をあげた。
「父上、俺も行く! 魔物が出てきたら海の魔物と戦えるもんな! 経験を積むのも大事だろ」
「行ってみるか? 話がまとまるまで、数日はこっちにいないとだからな」
とロドリゴ。
海か。海があるなら、海水から塩をつくることができる。そして、その過程でアレも確保できるではないか。
「海、行きたい! エル、海、見たい!」
「じゃあ、明日、行ってみるといい。俺と村長はその間話し合いだ。護衛にクレオを連れていけ」
「……承知しました」
ロドリゴからの命令にクレオは不満そうな顔だったけれど、兄達は喜びの声をあげた。
「父上、俺も行く! 魔物が出てきたら海の魔物と戦えるもんな! 経験を積むのも大事だろ」