辺境騎士団のお料理係!~捨てられ幼女ですが、過保護な家族に拾われて美味しいごはんを作ります~ 2
「じゃあ、俺達張りきって魚をとらないとなあ」
ラースの言葉に、メルリノとハロンがうなずいた。兄達なら、海の魔物にだって遅れをとることはないはずだ。
「ネーネさん、魔族領では、お魚を生で食べる?」
「ええ。お醤油をかけてね」
「エルも食べたい」
「エル様物知り……そして、通ね……新鮮な魚は生で食べるのが一番……」
御者台から振り返ったネーネがにやりと笑う。
その横では、クレオが信じられないというような顔をしていた。たしかに、生の魚を食べる文化がなかったら、少々気持ち悪いと思うかもしれない。
辺境伯領は海が遠いので、生魚を食べる機会というのはあまりない。
「刺身かあ、俺は苦手。焼いて塩が一番」
と、ハロン。ラースとメルリノは、刺身でも大丈夫だそうだ。
ラースの言葉に、メルリノとハロンがうなずいた。兄達なら、海の魔物にだって遅れをとることはないはずだ。
「ネーネさん、魔族領では、お魚を生で食べる?」
「ええ。お醤油をかけてね」
「エルも食べたい」
「エル様物知り……そして、通ね……新鮮な魚は生で食べるのが一番……」
御者台から振り返ったネーネがにやりと笑う。
その横では、クレオが信じられないというような顔をしていた。たしかに、生の魚を食べる文化がなかったら、少々気持ち悪いと思うかもしれない。
辺境伯領は海が遠いので、生魚を食べる機会というのはあまりない。
「刺身かあ、俺は苦手。焼いて塩が一番」
と、ハロン。ラースとメルリノは、刺身でも大丈夫だそうだ。