辺境騎士団のお料理係!~捨てられ幼女ですが、過保護な家族に拾われて美味しいごはんを作ります~ 2
「あらあら、皆さん、ずいぶんお待たせしてしまったかしら……? 王妃様、こちらをどうぞ」
ロザリアはさすがと言うべきか、彼女達の視線にも動じた様子は見せなかった。箱からそっとケーキを取り出し、テーブルに置く。
「まあ……なんて美しい」
「艶々としていて美しいわ。これ、ふんだんにチョコレートを使っているのでしょう?」
口々につぶやきながらも、女性達の目はケーキから離れない。ロザリアはさらに王妃の背後に控えていた侍女に合図を出した。
今日はテーブルに何も出ていないと思ったら、あとからあとから運ばれてくるのはすべてチョコレートを使った菓子である。
ロザリアはさすがと言うべきか、彼女達の視線にも動じた様子は見せなかった。箱からそっとケーキを取り出し、テーブルに置く。
「まあ……なんて美しい」
「艶々としていて美しいわ。これ、ふんだんにチョコレートを使っているのでしょう?」
口々につぶやきながらも、女性達の目はケーキから離れない。ロザリアはさらに王妃の背後に控えていた侍女に合図を出した。
今日はテーブルに何も出ていないと思ったら、あとからあとから運ばれてくるのはすべてチョコレートを使った菓子である。