辺境騎士団のお料理係!~捨てられ幼女ですが、過保護な家族に拾われて美味しいごはんを作ります~ 2
この時間は、必要があれば団員には知らせない機密情報のやり取りに使われる。何もなければ、家族の団らんの時だ。
もちろん今日もエルは厨房に入り、料理当番達と夕食を作る。その間、ジェナとベティは調理場で大活躍。
新しく入ったスズは、調理器具が置かれている棚にちょこんと腰を下ろして眺めていた。
今日は、夕食を終えたらラースの部屋に集合になった。
床の敷物の上に靴を脱いで直接座る。ラースの部屋は、余計なものがなくて過ごしやすい。
「スズは偉いなあ。厨房ではエルの側には行かなかったんだって?」
ラースがスズの鼻をつつく。スズは不愉快そうに頭を振った。
「自分が真っ白なことをちゃんとわかってるもんねぇ」
もちろん今日もエルは厨房に入り、料理当番達と夕食を作る。その間、ジェナとベティは調理場で大活躍。
新しく入ったスズは、調理器具が置かれている棚にちょこんと腰を下ろして眺めていた。
今日は、夕食を終えたらラースの部屋に集合になった。
床の敷物の上に靴を脱いで直接座る。ラースの部屋は、余計なものがなくて過ごしやすい。
「スズは偉いなあ。厨房ではエルの側には行かなかったんだって?」
ラースがスズの鼻をつつく。スズは不愉快そうに頭を振った。
「自分が真っ白なことをちゃんとわかってるもんねぇ」