辺境騎士団のお料理係!~捨てられ幼女ですが、過保護な家族に拾われて美味しいごはんを作ります~ 2
よしよしと眠りにつこうとしたら、いつもはベッドの側にいるジェナとベティまで潜り込んできた。強引にエルの左側に身体をねじこみ、ウサギとエルの間に入り込む。がたがたと身体を揺すると、落ち着いたみたいだった。
(……いいのかな?)
ジェナとベティが一緒にいたいと言うのなら止めるつもりもないけれど、お行儀が悪いと言われてしまわないだろうか。
一瞬そう思ったけれど、まあいいや、ということにした。だって、皆で寝たほうが楽しいに決まっている。
「なんで、フライパンと包丁がベッドにいるのさー」
と、翌朝迎えに来たハロンは呆れた声。
ケースに入っているから危なくないけれど、たしかにベッドに調理器具がいるという状況はおかしい。
(……いいのかな?)
ジェナとベティが一緒にいたいと言うのなら止めるつもりもないけれど、お行儀が悪いと言われてしまわないだろうか。
一瞬そう思ったけれど、まあいいや、ということにした。だって、皆で寝たほうが楽しいに決まっている。
「なんで、フライパンと包丁がベッドにいるのさー」
と、翌朝迎えに来たハロンは呆れた声。
ケースに入っているから危なくないけれど、たしかにベッドに調理器具がいるという状況はおかしい。