辺境騎士団のお料理係!~捨てられ幼女ですが、過保護な家族に拾われて美味しいごはんを作ります~ 2
「いいんじゃないですか? エルは可愛いですからね。夜中に人さらいが来ても、ジェナとベティが一緒にいてくれたら安心――あ、もちろんスズもですよ」
と、メルリノは許容する方向だ。
ラースの方をちらっと見たら、彼は小さく肩をすくめた。
「精霊と通じることができるのはエルだけだからな、エルが好きなようにしたらいい」
「あ、俺も! 俺だって、別に駄目って言ってるわけじゃないからね? なんでベッドにいるんだって、疑問なだけで!」
自分だけ仲間外れになりたくないのか、ハロンは慌てた様子で口早に続ける。
そんな兄達の様子を見ていたらなんとなくおかしくなって、エルはくすくすと笑ってしまった。
「スズと一緒に寝ると楽しいし、ジェナとベティが一緒に寝てくれたらもっと楽しいの!」
と、メルリノは許容する方向だ。
ラースの方をちらっと見たら、彼は小さく肩をすくめた。
「精霊と通じることができるのはエルだけだからな、エルが好きなようにしたらいい」
「あ、俺も! 俺だって、別に駄目って言ってるわけじゃないからね? なんでベッドにいるんだって、疑問なだけで!」
自分だけ仲間外れになりたくないのか、ハロンは慌てた様子で口早に続ける。
そんな兄達の様子を見ていたらなんとなくおかしくなって、エルはくすくすと笑ってしまった。
「スズと一緒に寝ると楽しいし、ジェナとベティが一緒に寝てくれたらもっと楽しいの!」