制服レモネード
「うん。昨日遅くまで課題やってて……」
そういうと「課題!そんなんあったわ!俺の手伝って欲しい!」なんて結衣と似たようなことを言い出したので「はいはい」と笑って返事をした。
「あ、アズ」
「ん?」
教室に入って席に座ると、濱谷くんが何かを思い出したように私の席にやってきた。
「今日の放課後、時間ある?」
「え?」
「あ、いや……サッカー部のやつがさ。3組の佐藤ってやつなんだけど、アズに話があるみたいで。多分、」
「また告白か〜」
隣で私と濱谷くんの会話を聞いてた結衣がかったるそうにそう吐いた。
「ん。放課後に体育館裏に来て欲しいんだってさ」
「うん、わかった。ありがとう伝えてくれて」
「ほんと、よくやるよね〜。アズが告られてもオッケーしないのは有名な話なんだからわかるでしょ」
呆れたように机に頬杖をついて話す結衣。
私は「ほんと私の何がいいのか……」と苦笑する。
「っていうか、アズはなんで誰とも付き合わないんだ?好きな人でもいんの?」
「ううん。告白してくれるのはすごく嬉しいけど、だいたいよく知らない子ばっかりだから……付き合うとかよくわからないし、今の私には時間がないかな」
私がそういうと、濱谷くんは「そっかー」と相槌を打った。
前に、結衣に「はまやんなんかはどうなの」なんて聞かれたこともあったけど、いまいちピンとこない。
そりゃ、カッコいいの部類に入る顔立ちだし男女問わず人気があるけれど、彼にときめいたり、胸が苦しくなったりって感情はないし。
そういうと「課題!そんなんあったわ!俺の手伝って欲しい!」なんて結衣と似たようなことを言い出したので「はいはい」と笑って返事をした。
「あ、アズ」
「ん?」
教室に入って席に座ると、濱谷くんが何かを思い出したように私の席にやってきた。
「今日の放課後、時間ある?」
「え?」
「あ、いや……サッカー部のやつがさ。3組の佐藤ってやつなんだけど、アズに話があるみたいで。多分、」
「また告白か〜」
隣で私と濱谷くんの会話を聞いてた結衣がかったるそうにそう吐いた。
「ん。放課後に体育館裏に来て欲しいんだってさ」
「うん、わかった。ありがとう伝えてくれて」
「ほんと、よくやるよね〜。アズが告られてもオッケーしないのは有名な話なんだからわかるでしょ」
呆れたように机に頬杖をついて話す結衣。
私は「ほんと私の何がいいのか……」と苦笑する。
「っていうか、アズはなんで誰とも付き合わないんだ?好きな人でもいんの?」
「ううん。告白してくれるのはすごく嬉しいけど、だいたいよく知らない子ばっかりだから……付き合うとかよくわからないし、今の私には時間がないかな」
私がそういうと、濱谷くんは「そっかー」と相槌を打った。
前に、結衣に「はまやんなんかはどうなの」なんて聞かれたこともあったけど、いまいちピンとこない。
そりゃ、カッコいいの部類に入る顔立ちだし男女問わず人気があるけれど、彼にときめいたり、胸が苦しくなったりって感情はないし。