【書籍化&コミカライズ決定】悪役令嬢に転生した母は子育て改革をいたします~結婚はうんざりなので王太子殿下は聖女様に差し上げますね~
温泉
日が落ちてきて暗くなってきた頃に皆でマナーハウスを出発し、公衆浴場に向かった。
公衆浴場は森の入口付近に作られていて、周りを森に囲まれ、男女を分ける為に男湯と女湯は少し離れて作られていて、レンガブロックで仕切りも出来ていた。
浴場は公爵家で管理しているので、清掃員として働いている者もいて、毎日綺麗にしてくれている。
今夜は公爵家で使うという事で、入口には貸切看板がきちんと立てられていた。浴場の方からは人の気配はしないわね。
入口までは皆で行って、そこからは男女に分かれて入っていった。
女湯は私、マリー、テレサ、ソフィアとナタリー。男湯はヴィル、オルビス、ゼフ、パウロにダコタというメンバー。
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男湯――――――
「女性陣が盛り上がっている声が聞こえますね」
「何を話しているかは聞こえないがな…………」