【書籍化&コミカライズ決定】悪役令嬢に転生した母は子育て改革をいたします~結婚はうんざりなので王太子殿下は聖女様に差し上げますね~
それは、ちょっとどころじゃなく恥ずかしいわね…………ヴィルがそんな事言っていたなんて。ちょっぴり喜んでいる自分もいたりいなかったり。
「ふふっこれからは自由なら、マリアも我が家に遊びに来てね。わりと王宮からも近いから警護の人も少なくて済むだろうし」
「オ、オリビア…………それなら私も一緒に来たいのだが……」
ヴィルがいじけたように自分もって言う姿が可愛らしいったら……そこへすかさずマリアから口撃が入る。
「ヴィルは仕事があるんだから、そっちをやっていればいいんじゃない?いつも私に仕事が進まん!って言うじゃない。私がオリビアのところに行けば仕事もサクサク進むわよ~良かったね」
「…………………………」
こ、これは手強い。マリアの勝ちって感じでヴィルは撃沈している。
こんな感じでお茶会はわりと和やかに進んでいたのだけど、昨日の小火の話になるとピリッと雰囲気が変わっていった。
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聖女様は超元気な現代っ子って感じの設定になりました~(;'∀')