目と目を合わせてからはじめましょう
 雨宮は、じっと胸から目を離さない。あまりに長い時間に耐えられない。

 「見ないで……」

 恥ずかしすぎて顔を背け、お願いするように言うが……

 「本当に、綺麗だ。もう一度、見たいとずっと思ってた」

 「変態!」

 「なんとでも言え。ここに戻ってきたあんたが悪いんだ。俺は、我慢しようと思っていたんだから」

 雨宮は、胸から目を離さずに言う。見られているだけなのに、体が熱くなる。

 「だって、あなたが……」


 雨宮の顔が胸元に近づいてきたかと思うと、膨らみの先端を口に入れた。

 「はあっ。はあっっ……」

 どうしよう、気持ちい…… 何なのこの男?


 雨宮の手が、太ももに下りてきた。足を固く閉じるが、胸の先端が転がされ、力が入らない。それが分かっていたかののように、雨宮の手は、ショーツの中へと入ってくる。

 「や、やめて…… はあっー」

 「防犯ブザー鳴らすか? 俺は、やめないけどな」

 「バ、バカなの?」

 「本当に、やめて欲しいのか? こんなになっているのに」

 雨宮の手が、大事な部分を撫ではじめた。

 「いやー。言わないでー」

 思わず、足を閉じよと思うが、雨宮の力に叶うはずもない。


 雨宮の唇が胸元から離れると、私の胸は突き出して求めている。

 「咲夜…… 可愛い」

 雨宮の唇が、私の唇に重なる。大事な部分を撫でていた雨宮の指が、私の中に入ってきた。

 もう、おかしくなりそうだ。

 こんなはずじゃなかったのに、私の足は開かされ、雨宮を受け入れようとしている。

 それだけでも、自分じゃないみたいなのに、雨宮の唇は、体のあちこちを舐めながら、太ももへとくる。


 えっ? 

 ちょっと待って。


 大事な部分が開かれ、頭のてっぺんにまで昇る刺激が。

 「ああああっーーー」

 達しててしまった。

 なんんてこと……
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