目と目を合わせてからはじめましょう
 それなのに、雨宮はやめてくれない。

 「も、もうだめー」

 「気持ちよかったか?」

 「はあっ、はあっ」

 恥ずかしくて、両手で顔を覆った。


 雨宮が、私の手を取り、自分の大きくなったものをに触れさせた。バクサーパンツが張り裂けそうだ。

 「分かったか? 俺も限界だ。いいか?」

 雨宮の顔は苦しそうでありながら、色っぽい。こんな男の人の顔を見たことない。

 私は、頷いた。

 雨宮の手が、両足をあげると、大きくなったものがあてがわれた。

 またもや、身体中が熱くなってくる。さっきより激しく。

 雨宮が入ってきた。


 「ああっ」

 「咲夜。すきだ」

 「私も…… はあっ」

 雨宮がゆっくりと動き出す。

 「あっあぁぁぁ」

 自分の声だとは信じられない。でも、もうどうでも良かった。雨宮にしがみ付いた、

 私の記憶はそこまでだった。
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