ゆがんだ溺愛は、芳醇で危険



❀補足❀


↓小里(こざと)仁奈(にな)の恋愛歴史↓



①回目:小学三年生
(なんとなく付き合った後、「なんか違う。ガキのお守りしてるみたい」といわれた後、気まずくなり自然消滅)


②回目:小学五年生
(周りに冷やかされ、流れで付き合う。しかし冷やかしが我慢の限界を迎えた彼氏に「お前みたいなちんちくりん好きじゃねーし!」と公衆の面前で豪語され、その後、別れを切り出される)


③回目:小学六年生
(卒業式の日。感極まり、仲の悪かった幼なじみと付き合うことに。しかし中学が別々だったため会う時間が取れず、お互い〝付き合ったのはなかった事にしよう〟と話がつき、別れる。しかしその際「やっぱ幼なじみって、いつまで経ってもガキの頃のままの姿に見えて、恋愛対象にならないんだよなー」と言われる)


④回目:中学一年生
(一目惚れの先輩と付き合うも、相手がイケメンだった故に女子からの僻みが止まらず、しんどくなって自ら別れを切り出す。その際「僕より自分をとるんだ、幼稚なんだね」と嫌味を言われる)


⑤回目:中学三年生
(通学路が同じだった後輩から、いきなり告白され付き合う。しかし例のセリフ「お前、恋したことないだろ?付け焼刃なの見え見え。そういうの見ててイタいし、一緒にいてて恥ずいから。俺ら今日で終わりな」を言われ、カフェで破局)


⑥回目:高校一年生
(同じクラスの男子とよく目が合い、話している内に互いに好きになり、男子からメールで告白。しかし「小学生と付き合ってるみたいで、全然盛り上がらねぇんだよ」と言われ破局。

帰り道、一人残され悲しみに暮れていたところに、香月雅と出会う)



⑦回目: ??
(            )



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